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ソウイチロウのコラ〜ム

【マサコさん】2008/07/18

随分とずいぶんゴブサターン。
セガサターンすら知らない子どもたちが増えてきたので、
ゴブサターンはなかなか普段使えません。
このコラム見た人はわかるかニャー。

どもっ、ども、ソウイチロウだ。強気です。久しぶりなのに…。
それでもって、何故?今更?NOW?などと思ってる方々はとりあえず読んでみて!

先日、平成20年7月9日午後7時頃、
アズブラザーズのグランドマザーこと、マサコさんがお亡くなりになりました。
享年96歳でした。誠に素晴らしい人生を全うされました。
うちの家族が家に帰ってくるまで待ってて、
いつも通りに「おかえり」と、言ってから眠るように亡くなりました。

「痛い」とも「苦しい」とも言わず、病気もなく、
いつもの生活の中で、いつものように横になり、
いつも座ってた場所でみんなの顔を見て
安心したかのように安らかな顔で天に登って行きました。
羨ましい程の大往生です。

3ヶ月前に圧迫骨折をしても2週間で治してしまった程の
老人では考えらんない回復力の持ち主でした。
背中を骨折したにも関わらず、
夜中に一人で病院を徘徊して見回りの看護士さんが「ギャッ!」(←梅図かずお風)
と、ビックリしたそうです。おてんばさんです。

孫達とも口げんかで絶対負けない程の頭の回転の早い人でした。

実家に帰ると、「そーちゃんおかえり。いつ帰った?」と、
1日に20回程言うお茶目さんでした。

そんなマサコさんが亡くなったと
電話で知った時には涙が止まりませんでした。

ホントにちょうど「マサコさん」がiPodから流れてる時でした。
電車でボロボロ涙が出ました。
グスングスンと泣きました。
最終的にはワ~ンでした。のび太のようです。

前に座ってた女の人が不気味がってましたが、
そんなの気にもしませんでした。
「コッチを見るなブスッ!」と、口には出せないので、
そっと心の中でつぶやいたとさ。

急いで実家に帰ろうと飛行機のチケットを取ったが、
乗り遅れ、ワ~ンとなりましたとさ。

葬儀場につき、マサコさんの顔を見たときには寝ているようにキレイな顔でした。
「これ、起こしたら起きるんじゃないの?」と、起こそうとしたら
「ギャ~ッ」(←漫画太郎風)と、親に怒られましたワ~ン。

親戚たちもたくさん集まり、ビックリする位の人が集まっていただけて、
マサコさんはスゴいな…。ヨカッタね。こんなにお別れしてくれる人がいて。

もし、僕が死んだら、こんなに泣いてくれる人がいるのだろうか…。
考えてたら、ブルーになりそうだったので考えるのはヨシマシタ。ヨスマスター…。
ヨコシマ★スター…。ヨコハマベイスター…。
…どうでもいいや。

葬儀も終わり。霊柩車で火葬場にいきました。
ずっと通夜から葬儀からみんなが泣いてるから、ずっと我慢してたのですが、
火葬前の最後にお別れをしなきゃと、
「さようなら」と心で言った瞬間から涙が止まらなくなってしまいました。
やっぱりどこかで「さよなら」しないって思ってたんだと思いますわ。

確実にマサコさんがいなくなると否定してる自分が
「さようなら」と自覚した途端に、抑えてた感情や思い出が、
まるでダムの放流のようにぶわ~っと、ブワ~ッと(←志村けん風)
出てきてしまいました。

火葬のボタンは僕が押しました。
こんなに不安に気持ちになったのは初めてでした。
もしかしたら、実はまだ生きてるんじゃないか?…とか、
後ろからポンと肩を叩かれて、
赤いヘルメットつけたオッサンが
「ドッキリカメラ」のプラカードを持ってるんじゃないか…とか、
ボタンを押したら上からゴンドラが降りてくるんじゃないか…とか。
いや…マジで。

なかなか押せなかった…がっ、そこはさすがにマサコさん。
ボタンの下のプラカードに、ふと目をやると
「宮…本……冨…子…??!」
名前間違っとるがな!どないなっとんじゃゴラァ~ッ!

竹内力に成り変わりました。あわや、仁義なきでした。
「わしゃ~はぁ~なにしよるんかのぉ~。」と、広島の人間になりかけてました。
山陰から山陽へ。ばかっ。

そんな僕は、即座になぜか「冨」の真ん中に指を置き、
即席の「昌」を作りみんな爆笑。
その勢いで「さようなら」と言ってボタンを押しました。

ヤッパリ笑いがあったが、ずっと涙は止まりませんでした。
最後まで人に気を使うマサコさんならでわの気遣いでした。
いろんな経験と体験をしました。
ありがとうマサコさん。

これを読んでくれてる皆さんも、
アズブラザーズのマサコさんの曲を聞いて、
自分の家族を、友達を、恋人を重ねてみて下さい。
あと何回会えるかと思い、その一回、ひと時を大切な時間にしてみて下さい。

一期一会という言葉が凄く響く言葉だとは、今までそんなに思わなかった、
恥ずかしい僕でしたが、今はビリビリ来ます。
もっと自分を、周りを大切にできるような気持ちッス。

僕はずっと、マサコさんの手をたたいて飛び上がり、
両手を口に添えて笑う姿を忘れません。

ありがとう。

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